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中古物件を購入前に欠陥を見つけるには?内覧のチェックポイントを解説!

2023年06月09日
中古物件を購入前に欠陥を見つけるには?内覧のチェックポイントを解説!

中古物件は新築物件よりもお買い得ではあるものの、経年劣化による欠陥の心配があります。状態が良く見えても、後で欠陥が発覚することもあるでしょう。そのため、中古物件の欠陥を見逃さないとともに、欠陥を見つけた時の対処法も知っておく必要があります。ここでは、中古物件の典型的な欠陥や内覧する時にチェックすべきポイントをご紹介します。

 

1.中古物件でありがちな欠陥

築年数にもよりますが、中古物件の多くは何らかの不具合を抱えていると考えておいた方がよいでしょう。典型的な欠陥としては、次の4つがあげられます。

 

1-1.雨漏り

雨漏りは建物の屋根や壁、窓などから水が侵入し、建物内部に損害をもたらします。中古物件では、建物の経年劣化やメンテナンスの不足により、雨漏りが発生することが多いようです。そのため、購入前に屋根が老朽化していないか、雨樋や排水設備は機能しているか、外壁や窓枠に劣化や傷みがないかチェックする必要があります。

 

1-2.木部の腐食

木材は経年劣化や湿気の影響を受けやすく、中古物件では木部の腐食が発生している場合があります。木部の腐食は建物の構造や安全性に深刻な影響を及ぼす可能性があるため、建物の点検や査定を行い木部の状態を確認することが重要です。専門家や建築士による点検を受けることで、木部の腐食の有無や修復の必要性を評価し、適切な対策を講じられます。

 

1-3.シロアリ被害

シロアリは木材を食べる害虫であり、建物の構造材や家具などを侵食することがあります。中古の住宅や家具は長期間にわたって放置されていたり、定期的なメンテナンスが行われていなかったりするため、シロアリの被害を受けやすい傾向があるでしょう。壁や床に小さな穴やくぼみが現れる場合や、木材が脆くなっている場合、シロアリの存在が疑われるので注意が必要です。シロアリの被害は建物や家具の価値を減少させるだけでなく、修復や駆除の費用もかかります。

 

1-4.給排水管の故障

給水管や排水管は建物内の水の供給や排出を担っており、劣化により問題が生じることがあります。給排水管の故障は、漏水や水圧の低下・詰まり・排水の遅れ・悪臭・水が戻るなど、さまざまな症状で現れるのです。これらの欠陥は、水漏れや水害、衛生問題を引き起こす恐れがあり、日常生活にも不具合を引き起こします。中古物件を購入する際には、給排水管の状態を注意深く調べることが重要です。

 

2.購入前に中古物件の欠陥を見つけるには?

中古物件を購入する前には、内覧をするのが一般的です。不動産は大きな買い物であるため、隅々までしっかりチェックすることが大切です。購入前に中古物件の欠陥を見つけるには、内覧の際に次のポイントを押さえておきましょう。

 

2-1.部分的な補修跡がある

内覧時にチェックするポイントは、部分的な補修跡です。雨漏りを一時的に繕っている可能性もあるため、何の補修跡であるか売主に確認しましょう。ただし、補修跡があるからといって、必ずしも欠陥があるとは限りません。しっかり欠陥が修繕されていれば問題はありません。

 

2-2.不自然な家具の配置

不自然な位置に家具が配置されている場合は、壁の剥がれやシミ、カビを隠すためにカモフラージュされている可能性があります。許可なく家具を動かすのはマナーに反するため、売主に家具がその場所に配置されている理由を聞くと良いでしょう。家具を動かして、不具合や欠陥がないことを確認させてもらえると安心です。

 

2-3.見せてもらえない部屋がある

内覧は住んでいる人の生活空間を見せてもらうため、全ての部屋を見せてもらえないこともあります。ただし、買主として全ての部屋を確認したいのは当然ですので、後日見せてもらう段取りをつけることは可能です。それでも断られた場合は、その部屋に何らかの欠陥があることが予想されます。内覧においては、部屋に入って床の傾きや軋みなどをチェックすることも大事です。

 

3.中古物件の欠陥は誰が補修する?

中古物件の購入後に欠陥が見つかった場合、誰が補修するのでしょう。買主は正しい知識を持っておく必要があります。

 

3-1.基本的には売主が補修する

中古物件の購入後に欠陥が見つかった場合、基本的に補修するのは売主です。売主には瑕疵担保責任があるため、中古物件の欠陥は売主の責任になります。欠陥を見つけたら、すぐに売主に連絡しましょう。しかし、中古物件の場合は、売主の責任を問われる期間が3カ月ほどに設定されていたり、免責されていたりすることもあります。事前に欠陥がないかしっかりチェックするとともに、瑕疵担保責任の免責や保証期間についてもしっかり話しあいましょう。

 

4.まとめ

中古物件を購入する時は、内覧時に隅々までチェックして欠陥の疑いがある箇所はないか確認する必要があります。小さなサインも見逃さないことが大事です。

 

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